2026/08/17 08:33

ハーブ系のサプリを選ぶとき、パッケージの「オーガニック」の文字だけで決めていないだろうか。正直、自分も数年前まではそうだった。棚に並んでる商品の裏面を10本くらい読み比べてみて、ようやく「見るべき場所は3つしかない」と気づいた。産地、認証マーク、原材料欄。この順で確認すれば、少なくとも粗悪品はほぼ避けられる。

認証マークは「誰が」「どこまで」を見る

オーガニック認証は世界に何十種類もあるが、日本の店頭でよく見るのは4つ。有機JAS、USDA Organic、EUのEuro-leaf、そしてコスメ系のCOSMOSくらいだ。それぞれ管轄が違う。

有機JASは農林水産省の規格で、化学合成農薬・化学肥料が原則禁止。USDA Organicは米国農務省で、原材料の95%以上が有機であることが条件になっている。EUのEuro-leafも同じく95%基準。数字だけ見るとほぼ同じに見えるが、対象作物や検査頻度、輸送過程の扱いに細かい差がある。

ここで大事なのは、マークが「原料」に付いているのか「最終製品」に付いているのかを見分けること。「原料の◯◯には有機JAS認証を使用」と書いてあっても、加工後の製品自体は認証を通っていないケースがある。これは違法ではないが、印象と実態にズレが出やすい部分だ。

ファイブポイントデトックス

産地表示は「国名」より「畑の話」があるか

「原産国:ドイツ」とだけ書かれた製品と、「南ドイツ・バイエルン地方の契約農家」まで書かれた製品では、後者のほうが圧倒的にトレースしやすい。国名だけの表示は、法律上はそれで問題ないが、情報としては薄い。

ハーブは土壌の影響を強く受ける原料だ。植物には土壌由来の鉛・カドミウム・ヒ素といった重金属が微量ながら移行しうる、と公的機関も指摘していて、基準値も定められている。だから産地の透明性は、単なるブランディングではなく安全性の話でもある。

自分が確認する順番はこう。

①原産国が明記されているか。②生産地域や農場名まで踏み込んでいるか。③第三者機関の検査結果(重金属・残留農薬)を公開しているか。この3段階のうち、②まで書いてある商品は全体の3〜4割くらいの体感。③まで出しているのは1割あるかないかだ。

原材料欄はスラッシュの前と後を分けて読む

日本の食品表示法では、原材料は使用重量の多い順に並ぶ。そしてスラッシュ(/)の後ろに来るのが食品添加物。ここを知っているだけで、ラベルの読み方が変わる。

例えば「◯◯エキス、△△粉末、□□/セルロース、ステアリン酸カルシウム、二酸化ケイ素」と書かれていたら、スラッシュ後の3つは添加物。全部が悪いわけではなく、錠剤を固めたり流動性を保つための賦形剤で、必要なものも多い。ただ、スラッシュ後の項目数が本体成分より多い製品は、原料の割合が思ったより少ない可能性がある。

もうひとつ、エキスの表記にも注目したい。「標準化エキス(standardized extract)」と書かれていれば、指標となる成分を一定濃度に調整してあるという意味だ。粗抽出物との違いは、ロットごとの成分量のばらつきが小さいこと。これは効き目の話ではなく、あくまで品質管理の話として押さえておくといい。

製造側の情報も1分だけ確認する

GMP(Good Manufacturing Practice)は製造工程の品質管理基準で、日本では厚労省がガイドラインを出している。強制ではないが、任意で取得している工場も増えた。パッケージや公式サイトに「GMP認定工場で製造」と書かれているかは、1分で確認できる。

それから、ハーブは医薬品と相互作用することが知られている成分もある。セントジョーンズワートが特定の薬の代謝に影響する話は、NIHの資料などにも載っている。服薬中の人は、購入前にかかりつけの薬剤師に成分名を見せて相談するのが安全だと思う。

まとめ:3つのラベルを30秒でチェックする

認証マーク、産地、原材料欄。この3つをレジ前で30秒だけ確認する習慣がつくと、選ぶ精度がかなり上がる。国産か海外産かという二択より、「どこまで情報を開示しているブランドか」という軸で見たほうが、結果的に納得のいく買い物になりやすい。

当店でも国産ハーブを使ったファイブポイントデトックスを取り扱っている。選ぶときの参考のひとつとして、原材料や産地の情報を公開しているので、他の商品と見比べる材料にしてもらえたら嬉しい。

詳しくは ファイブポイントデトックス をご覧ください。

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